「宝交早生」を育てはじめました
今回は初心者が苺を栽培する際に適した品種と苗を植える時のポイントを記事にしています。
先日、畑で新たに苺とリーフレタスを育てることにしました。今回はホームセンターで苗を購入しての挑戦です。苗から育てるのは初めてですが、発芽管理が必要な種から育てるよりは楽なはず。
既にある程度計画を立てており、小松菜と人参栽培で使用していなかった土地約10平米に3週間前に「朝日工業 ハイパワー苦土石灰」1袋(600g)、2週間前に「アイリスオーヤマ 完熟牛フン堆肥」1袋(14L)と「こうじや 化成肥料(8-8-8)」を1袋(1kg)蒔いて畝を作っておいたところに苗を植えました。
苺については「宝交早生」という種類の苗を植えました。ちょっと読みにくいですね。正解は
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「ほうこうわせ」です。
初心者向けの苺の種類を調べていてこれに辿り着きました。全然聞きなれない品種ですが、昭和の頃には出回っていたことがある伝統的な品種で、病気にも強く露地栽培向きということでこれを育ててみることにしました。
作って置いた畝は通常より高い「高畝」にしました。(高さ15cm程度で今回は作りました。本当は)苺は排水がよく適度の水分と通気性をもった土を好むからのようです。穴を掘って中に水を注ぎ、少ししみ込んだ所に苗を植えました。
苺の苗にはクラウンとランナーがいます。
クラウン(王冠)? ランナー(走者)?
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クラウンは株元のことです。(写真黄色囲い)また、ランナーはほふく茎(ほふくけい)と言うそうです。クラウンからちょっと突き出した茎です。(写真赤囲い)
苺を植える際は
1. クラウンが地上に出るように植える
2. ランナーは苺を摘むときの方向を考えて植える
この2点に注意する必要があるようです。1.はクラウンを埋めてしまうと育ちが悪くなるためで、2.はランナーの反対側に実ができるので、管理(2列で植えた時には採取)が楽になるためです。今回は1列で植えたのですが、奥にレタスの畝を作ったことから、ランナーも奥にして、採取しやすくなるように植えました。苺は今後来年の春までが栽培期間。長期戦を覚悟しています。
今後もイチゴ栽培に挑戦されるという方の参考情報を提供できれば幸いです。
続いてリーフレタスの話を・・・と行きたいところですが、今回はこれまで育ててきた人参についての現状を最後に書き、リーフレタスについては次回に回します。
最初に蒔いた方の人参は種まきからほぼ1ヶ月が経過。多くが本葉3~4枚になり、順調に育っていたので2度目の間引きを行いました。といっても今回は間隔がかなり込み入った部分の苗だけを引き抜いただけで、ほとんど間引きませんでした。
そして追肥(ついひ:追加で肥料をあげること)を行いました。種苗業者の雄、タキイ種苗さんのHPによると本葉4~6枚ごろが太り始める前、一番重要な時期と書かれていたので、この段階で肥料を与えておくのが良いだろうという判断です。他の人参の栽培の書かれたHPを見てもだいたい2~3回目の間引きの後に追肥するとなっていましたので、ここで1握り程度化成肥料をパラパラと蒔き、隠れるように少し土を寄せたり、かけたりしました。
苺に関する情報源
イチゴ(苺):宝交早生(ほうこうわせ)【産地直送・ケース販売】 | nae-ya|herbal tree shop |ハーバルツリーショップ なえや
その時そこが決め手!!イチゴ栽培のターニングポイント | 花ごころメディア | 花ごころ