野菜の色づき レタスとアントシアニン&パセリの代用(野菜の雑学)
今回の記事は前回先延ばしにしたリーフレタスについてです。野菜の雑学を交えていますので野菜栽培に興味が無い方もある方も豆知識を増やすと思って見ていただければ幸いです。
先週の月曜から苺と一緒にリーフレタスを栽培することにし、畝を作って植えました。畝幅は60cm程度平畝(高さ5~10cm程度)で株と株の間の長さは30cmとして、交互に2種類のレタスを植えました。
一つはグリーンリーフ(画像左)、もうひとつはサニーレタス(画像右)です。リーフレタスと書いてありますが、通常リーフレタスは丸くならないレタス(非結球レタス)のことをさすのでここではグリーンリーフで統一します。
畝には事前にマルチをかけ、そこに穴を掘り、水を注ぎ、水が引いてから植えています。
マルチはよく畑で見かける黒い色のフィルムのことでマルチシート、マルチフィルムとも言います。今回は黒を使いましたが特徴によって透明なものとか種類があるようです。
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2種類のうちのサニーレタスですがこちら植えてから1週間で驚くべき変化を見せました。
苗を買ってきたばかりの状態がこちら(左はグリーンリーフです。)
約1週間後
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ええっ!!こんな変わるの!?
全く別物のように色づいていました。
これは日の光が当たることでサニーレタスが自分の身を守ろうとして色素であるアントシアニンを生み出すからです。野菜を露地ではなく工場などの施設での電照栽培にすると色づきにくいため、電照栽培による着色実験も過去に行われていたようです。アントシアニンはブルーベリーで有名なあれです。
リーフレタスは生育期間が短く30日程度、葉の長さが20~25㎝くらいになったら収穫時期ということで、来月の収穫を楽しみにしています。
また、人参の成長も順調に進み先に蒔いた方、後に蒔いた方ともに間引きを行いました。
先に蒔いた人参 本葉5枚以上 約8㎝間隔に間引き
後から蒔いた人参 本葉3枚 約3cm間隔に間引き
ちなみに間引き菜ですが、結構採れたので水で洗って冷凍保存しました。
根はなく葉だけですが、パセリ代わりにでも食べようと思います。いい香りもしますので。何せ人参もパセリも同じせり科の野菜ですので。冷凍にすれば細かく砕けるはずなので、それをスープとか何かに散らすのも良いなと思っています。他にも人参の間引き菜はネットで調べればいくらでもレシピが出てくるので、もし何かの形で間引き菜を手に入れたら色々な形で食べてみるのも良いかもしれません。