野菜の雑学2(人参、レタス)
今回の記事は栽培中の野菜の生育についてと家庭菜園の本に載っていた野菜の雑学(人参とレタス)を紹介します。レタスについては変色の注意点も書いてありますので、実生活でも役に立つと思います。
今週は畑作業は雑草の除去と水やりのみ。今のところ人参、リーフレタス、苺、どれも順調なようでした。
人参は試しに1本引き抜いてみると、根の部分が色づき始めていました。
リーフレタス2種はサニーレタスが色づいて以降の変化が見た目上わかりにくいため、メジャーで長さを測ってみました。植えた5株とも葉の長さ平均15cm程度。直径は20cm程度になっていました。
リーフレタスの収穫の頃あいは25cm程度とのこと。近所の図書館で借りた家庭菜園の第一人者、藤田智先生の本にも書いてありました。更に収穫の方法として丸々一玉刈り取ってしまう方法と、外側の葉をむしり取り少しずつ収穫する方法の2種類があるそうで、後者の場合は追肥が必要になってくるそうです。
人参については前回葉が込み入っていたため間引きをしましたが、まだ葉が込み入っている部分があること、また最終間引きの目安は根がある程度育ってからのようで、量は減りますが、もう一度間引きをしようと思っています。苺は気温が最近低くなっており、土の乾燥に時間がかかるようになったこともあるので、水撒きの水の量には注意したいと思います。
今回紹介した本には野菜の栽培のポイントの他に野菜の雑学も載っていました。最後にそれを紹介します。まず人参から
朝鮮人参(高麗人参)は栄養剤にも含まれる、滋養強壮で有名なものですが実は・・・
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人参とは別物だった。
これは人参がせり科の植物であるのに対して、朝鮮人参はウコギ科という全く別の科の植物であること(この科の植物で有名なものはウドです。)16世紀に西洋の人参が伝わった際に、既に伝わっていた朝鮮人参に形が良く似ていたことから「人参」と呼ばれるようになったとか。普通の人参では薬効はありませんが、栄養は十分。ビタミンAのもとになるカロテンも含まれています。この人参の栄養ですが・・・
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カロテン以外は根より葉の部分に多く含まれている
ようで、通常八百屋でもスーパーでも葉のついた人参は見かけないため、葉つき人参を手に入れられることは家庭菜園で作った方のみの特権だと書いてありました。先週採ってきた間引き菜はまさに栄養満点のようですね。
続いてレタスの雑学
レタスを切る時に出てくる白い汁は
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ポリフェノールの一種
ラクチュコピクリンで無害。鎮静作用があるようですが、実際に効果が表れるほど食用のレタスには多く含まれていないようです。ただしこの白い汁が原因でレタスがピンク色に変色してしまうよう。そういえばスーパー等で売っているサラダのレタスは時間が経つとピンク色になってしまいますよね。これは食塩水や酢水に浸す、あるいは空気に触れないようにラップをすると良いそうです。
本以外の参考:レタス | 食材を知って、おいしく調理! | レシピ | ハウス食品
また、鉄と結びついても変色するため、調理の際は包丁で切るよりも手でちぎる方が良いそうです。
以上野菜の雑学でした。