時々是パン紹介記

埼玉や都内にあるパン屋さんの珍しいパンの紹介記事を中心としたブログ

天災はコロナ禍でもやってくる。防災の話

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今回の記事は防災に関する本の紹介とそれを読んで私が感じたことです。

今年はコロナ一色の年になり、感染対策、3密回避に注目が集まっておりますが、地震津波、豪雨といった自然災害もいつ自分の身の回りに起きるかはわかりません。この記事をきっかけにして防災について考える時間を持ってみてはいかがでしょうか。

 

先日図書館に色々なジャンルの本を借りようと行った時に、特設コーナーで

「スマート防災 災害から命を守る準備と行動」という本に出会いました。

防災・危機管理アドバイザーである山村武彦さんという方が書かれた2016年発行の本であり、東日本大震災阪神淡路大震災を含む2016年までの実際に発生した災害(地震だけでなく津波や豪雨なども含む)で起きていた事象や問題点等が提起されていました。

単なる防災マニュアルではなく、企業関係者や自治体関係者も含めてあらゆる人に向けて、著者が防災とそれに関連することについて自論を説いている一冊でした。

 

私はこの本を読んで2つ特に感じ入ったことがありました。

1つめはいつでも係員の指示があるとは限らないということ。例えば地下鉄やお店、映画館等の施設で何かがあった時、私たちは係員の指示に従って避難します。しかしながらこの本を読んでからは、係員も人間であり、激しい地震津波などの激甚災害下ではどうなるかわからない。必ず避難誘導してもらえるものという過信はせず、常に臨機応変な対応が求められるのだと感じました。

 

もう1つは長期戦を意識した防災への備え東日本大震災以降もう当たり前のように備蓄品を用意されている方もいらっしゃるかもしれないですが、著者が提唱する防災への備えの考えを読んで、(避難所に行って救援物資をもらえればいいか)という考えは甘い。今の備蓄で本当に十分かということを見直した方が良いと思うようになりました。

 

あまり詳しいことはここでは書きませんが、防災に興味がある、出てきたという方は、書店、図書館等で探して手に取ってみると良いかと思います。 
www.google.com

 そして、実際にご自身の、ご家庭の防災準備がどうなっているかを振り返ってみることが大切でしょう。私はこの本をきっかけに水と充電器を早速買ってしまいました。

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今日は11月5日、津波防災の日だそうです。日本は本当に自然災害が多い国です。起きてほしくはないけれど、起きてしまった時のためにやはり防災知識は身につけておいた方が良いと思いました。

 ※注.2020年11月8日 諸事情を考慮し記事の内容を変更しました。