時々是パン紹介記

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夏蒔きにんじん栽培のポイント


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今回の記事は昨年蒔いた夏蒔きにんじん栽培において起こった出来事からこの点は知っておくべきということをまとめたものになります。

もしこれから夏蒔き人参の種を蒔く予定の方がいれば参考になれば幸いです。

夏蒔きのにんじん栽培のポイント

 

 

夏蒔きのにんじん栽培のポイントその1:種を蒔く気温

昨年初めて夏蒔き栽培のにんじんを育ててみて、まず難しかったのが発芽。これは多くの情報サイトや本に書いてある通り、にんじんの発芽率はかなり低いです。

私は毎朝水を上げに行っていた昨年8月の中旬に蒔いた種は全く芽が出ませんでした。

しかし、それから約1ヶ月後の9月に蒔いたところちゃんと芽が出て来ました。もちろん運良く雨が続いたことで水が与えられたことや吸水処理をして発芽率を上げたことも発芽成功の要因だったと思います。

ただし、やはり発芽には適温がある以上(にんじんの発芽適温は15〜25℃のようです)暑い時季にはうまく発芽してくれないのだと思います。

通常の夏蒔きにんじんは7月中旬〜8月に蒔くようですが、発芽がうまくいかないという方は蒔く時季を少しずらしてみるのも一つの手だと思います。

私のように9月に蒔くのも良いと思います。逆にうまく管理できるならばもっと早く蒔くというのもありかもしれません。

 

夏蒔きのにんじん栽培のポイントその2:寒くなってからの管理

蒔いた時季によっては収穫は11月下旬以降になることもあるかもしれません。

にんじんは比較的寒さに強い植物とされていますが、私は寒くなって霜の影響を受けて、順調だったにんじんの成長が止まってしまいました。結果収穫できたにんじんが十分な大きさになりませんでした。

霜は放射冷却により地面近くが氷点下になって発生するので、それを防ぐためにも、藁を敷いたり、寒冷紗でトンネルを作るのが良いと思います。

 

夏蒔きのにんじん栽培のポイントその3:何といっても水

どのにんじん栽培の本やネットの情報にも書いてあると思いますが、やはり水分が重要です。

発芽の際は暑い時季にあたるので、水分が保たれるように不織布のべたがけを行い乾燥しないようにするのが良いと思います。

また晩秋以降は乾燥が進みますし、強風の日もあります。適宜水を撒いて乾燥を防ぐべきでしょう。

 

にんじんを育てていた頃の過去記事の一部はこちら

 

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参考までにこんな記事も書いています。

 

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