時々是パン紹介記

埼玉や都内にあるパン屋さんの珍しいパンの紹介記事を中心としたブログ

ビジネスマナーの復習

f:id:chronosdeer:20220410161608j:plain

今回の記事はビジネスマナーについてのクイズです。

ビジネスマナーというと新入社員が身に着けるべきものですが、新入社員研修で身に着けて以降、きちんと身に着けられたままの方はどれだけいるでしょうか。かく言う私もその一人です。

先日私はビジネスマナー研修に参加してきました。経緯云々はさておき、殆どの方が新入社員かそれに準じる方と一緒に研修をしていく中で、あらためて自分に身についていないところが出てきたので、その復習として今回の記事でアウトプットしたいと思います。

クイズ形式でアウトプットします。良ろしければこの記事を読んだあなたも考えてみてください。

Q1. 次の言葉を敬語に直せ

「この資料を1週間、借りてもいいですか。」

Q2. 次の『』内の言葉を敬語に直す時適切なものはどちらか

「私はBさんを『知りません』」

ア:存じません  イ:存じ上げません

Q3. 次の言葉を敬語に直せ

「書類作るのに忙しいんで、他の人に頼んでくださいよ。」

Q4. 次の言葉を敬語に直した時に()に省略されているものは何か

「ちょっと聞きたいんですが、いいですか。」

→「少々伺いたいことがございます。(   )よろしいでしょうか。」

Q5. 電話応対で「少々お待ちください」の「少々」の時間の目安はどれくらいか

Q6. 電話の取り次ぎで名指し人が不在の場合で下記フローの最後()に当てはまるものと「」に当てはまる具体例を挙げよ

ア:お詫び 例「あいにく○○は来客中でございます。」

                ↓

イ:情報提供 例「11時頃に終わる予定でございます。」

                ↓

ウ:意向確認 例「終わりましたらこちらよりお電話差し上げましょうか。」

                ↓

エ:連絡先の確認 例「かしこまりました。恐れ入りますがお電話番号をお願い致します。」

                ↓

オ:復唱 例「(電話番号)、△△の※※様でいらっしゃいますね。」

                ↓

カ:対応 例「終わり次第、○○より連絡差し上げます。(○○に申し伝えます)」

                ↓

キ:(   ) 例「                           」

                ↓

ク:終わりの言葉 例「失礼いたします」

 

Q7. 電話応対で相手の電話番号を確認する理由としてどのようなことが考えられるか3つ挙げよ

Q8. 電話取り次ぎでお客様の名前が二度聞いても聞き取れなかった場合どのように対応するか

Q9. 来客応対でエレベーターに案内する時基本的にはどちらが良いか

ア:自分が先に乗って開ボタンを押してお客様を入れる

イ:お客様を先に乗せる

Q10. 来客応対で階段を上がるときと下がるときそれぞれ自分が先に行くのと、お客様を先に行かせるのとどちらが良いか

Q11. 名刺交換の原則としてテーブル越しに行ってはならないが、部屋の狭さなどテーブル越しに行わざるを得ない場合、どうするのがベストか

                                     以上

 

・・・

・・・

・・・

・・・

・・・

正解

A1. 「こちらの資料を1週間、拝借できますでしょうか。(お借りしてもよろしいでしょうか)」

A2. イ:存じ上げません

アの「存じません」は人以外を対象とした場合に使い、イの「存じ上げません」は人を対象とした場合に使います。

例)B社の件については存じません。B社のあの方については存じ上げません。

A3. 「書類作成で手が離せません。恐れ入りますが他の方にお願いできませんでしょうか。」

ポイントは「手が離せません」、「恐れ入りますが」、「できますでしょうか」

「手が離せません」は依頼されたことができないことを伝える有効な表現です。

「恐れ入りますが」はクッション言葉で、依頼をする時に直接的に話して「角が立つ(人間関係穏やかでなくなる)」リスクを避けられます。更に「してください」よりも「できますでしょうか」とすることで命令形でなくなるのでなおよろしいです。

A4. お時間(よろしいでしょうか)

「よろしいでしょうか」って当たり前に使っていますが、何がって言われると言葉に詰まりませんか?相手の作業の時間を取って、相談をしたり、質問をしたりするので「お時間」が正解です。普段は省略しているということです。

A5. 30秒

あくまでも目安ですが、1分を超える時間待たせる場合は折り返しが良いようです。

A6. 名乗り「私〇〇が(お電話)承りました」

A7. 「こちらの把握している電話番号が変わっている」、「相手が出先のため、別の電話に折り返す必要がある」、「名指し人がすぐに折り返し連絡できるようにメモを残すことができる」等

A8. 諦めて直ぐに名指し人に取り次ぐ。

3回目を聞き返すのはやはり常識的に失礼でしょう。相手に取り次ぐ際には聞き取れた情報のみを伝えます。名前の一部だけ聞き取れたならばその部分だけでも伝えるのが良いようです。

A9. イ:お客様を先に乗せる

基本的にはお客様が「先乗り、先降り」となります。アのように先に自分が入る場合は、複数人のお客様がいる場合で乗り込みに時間がかかる場合です。

A10. 階段を上がる場合はお客様を先に行かせ、階段を下りる場合は自分が先に行く

通常のお客様案内は当然自分が先に行きますが、階段を上がる場合のみ基本的にはお客様を先に行かせます。自分が下に行くことでへりくだっていることを示すためだったり、安全性のためだったりします。ただし通路が狭くて階段を上がり切った時にすぐに前に行けない等の場合は臨機応変に対応します。

A11. 「テーブル越しに失礼します」と一言断りを入れる。

                                     以上

ここまで記事を読んでいただいた方ありがとうございます。細かいところに突っ込んだ問題ですので全問答えられた方は素晴らしいと思います。

「別に今の職場や仕事でビジネスマナーの全てを使うわけではないからどうだっていいよ」そう思われる方もいるかもしれません。

ただ私は一般常識としてこういうことをしっかり知っていてとっさの時に使えるのが良いと思うので、ビジネスマナー研修を自主的に受けて、今回ここでアウトプットしてみました。

この記事はあくまでも自分のアウトプットが主の目的ですが、もしあらためてビジネスマナーの怪しいところをもう一度学びなおしてみようと思う人がこの記事をきっかけに出てくれば嬉しい限りです。

 

最後まで記事を読んでいただいた方がいればありがとうございます。今回の記事でおかしい部分があるようでしたら、コメント等でご指摘いただけると幸いです。