突然自分の声が頭に響く状態になった話
今回の記事はタイトル通り自分に突然起きた耳の症状(耳管開放症)について書きます。
(いつものパンの紹介記事はお休みします)
突然現れた症状
先日あるマラソン大会(正確にはトレイルランニングの大会)で苦しみながらも9時間走り、必死の思いでゴールした後のことでした。同じランニングサークルの方と話した時にふと違和感を感じました。
(ん・・・なんだ?声がくぐもっている。頭の方に響いていて自分の声が聞きずらい)
最初は「高い山に行った時に耳に膜ができたように感じるあの症状」かと思いました。そして唾液を飲み込んだり、ペットボトルのお茶を飲んでみたりした。しかしながら全然良くなりませんでした。
不安になって色々調べてみた結果、これというものが浮上してきました。それが「耳管開放症」です。
耳管開放症
耳の奥にある「耳管」が何らかの原因で開きっぱなしになってしまう状態で、これによって自分の声や呼吸の音が響くようになるということでした。
この状態かどうかを見極める手段として、頭を下げた時に症状が軽くなるというのがあるようでした。試しに自分のへそを見るように頭を下げると、確かに、普通に自分の声が聞こえたのでまさにこの症状だと確信しました。これは血流が耳のあたりに行き渡り耳管を圧迫して耳管が少し塞がれるためのようです。
しかしながら頭を持ち上げるともとに戻ってしまいます。
結局この症状は家に帰るまで続くことになりました。
突然発症し、症状が治ったのはなぜか考えた
「耳管開放症」は放置するともとに戻らなくなるという恐ろしいことが書かれたホームページもあり(もう今夜寝て治らなかったら明日は耳鼻科に行くしかないか)と思っていました。
しかしながら家に帰ってとても喉が渇いていたので水分を摂取しました。(実は)すると不思議なことに症状がすっと軽快していったのです。
どういうことなのか、そしてなぜこのようになったのか。残念ながらその理由ははっきりしません。しかしながら、耳管開放症のメカニズム等を調べるうちにおそらく次のような仮説を立てました。
今回の耳管開放症はトレイルランニングの大会で体を酷使し、ストレスがかかったうえに脱水症状になっていたこと。そしてまたその大会で走っている最中に突然鼻水が出て来て、ティッシュで何度か鼻をかんだこと。(原因は不明。秋の花粉症によるものか?)これが引きがねになったと考えられました。
そして自宅に戻ってホッと一息ついた後に水分を十分に摂取できた時点で耳の血流が改善し開いていた耳管が圧迫されて閉じて行き、もとに戻ったというものです。
幸いにしてその後も何事もなく、耳鼻科に行かずに済みました。
皆さんももし突発的に自分の声が頭に響く状態になってしまった時の対処法として、上記に書いてきた私の行動。すなわち頭を下に下げて症状が改善するかどうかを確認する。もし改善するのであれば、リラックスした状態で十分な水分補給をする。この2つを試しに実践してみるのはいかがでしょうか。
それでも治らずに不安があるようならば絶対に放置せずに直ぐに耳鼻科に行かれることをおすすめします。
参考HP:
不定期更新。本当に気の向くままに自分の興味をもったことをアップするだけの洗練されていないブログですが、良かったら他の記事も見て行っていただけると幸いです。