時々是パン紹介記

埼玉や都内にあるパン屋さんの珍しいパンの紹介記事を中心としたブログ

野菜の種を選ぶときは袋をしっかり見る

 今週末にいよいよ畝(種のベッド)を作り、種を蒔きたいと考えています。最初はこの暑い時期に植えることを考えて写真右の「冬どり人参」を買いました。袋に耐暑性、耐病性と書いてありうまく育ってくれると考えたからです。しかしながら、種がこの1袋で足りる量なのか、蒔けるスペースが余るのももったいないと思い、念のためもう一袋別の種類の種「時なし五寸」(写真左)を買い足しました。

 

20200810213210

袋には表裏両面に品種、特徴、蒔き時、栽培方法等が書かれており、自身の栽培環境に合ったものが分かります。特に気になるのは裏面の発芽率。同じニンジンでも種類によって異なり、 「冬どり人参」は「時なし五寸」よりも20%も低くなっています。逆にペレット種(コーティング種)の人参もホームセンターにありましたが、そちらは80%以上でした。ただ、ペレット種は発芽に水を必要とするということなので、この時季の栽培には適さないと考えそれは購入していません。いずれにせよ種は蒔いても必ず発芽するとは限らないため、たくさん蒔くことで対応する必要があります。

 

20200810213220

今週末の種まきの際には量も考慮しつつできれば両方蒔いてその違いを見たいと思っています。

ちなみにイプロジオン1回処理などという記載は種子消毒のための薬剤名。土壌伝染性の病気から野菜を守るためのようで、栽培した野菜に影響することはないようです。

参考:種などの商品について|よくあるご質問|お困りの方へ|種(タネ),球根,苗の通販はサカタのタネ オンラインショップ