時々是パン紹介記

埼玉や都内にあるパン屋さんの珍しいパンの紹介記事を中心としたブログ

苺栽培初心者が気をつけたい病気を調べて見た

今回の記事の中には苺栽培において発生する病気についての情報を載せています。苺をプランター又は家庭菜園で栽培されている方はぜひ一度お読みいただければ幸いです。

 

今週も育てている野菜は順調に育っていました。

上から順に、後に蒔いた人参 (多くは本葉4枚) 先に蒔いた人参(多くは本葉7枚)

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苺、 リーフレタス2種

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しかしながら苺の一部の株を見ると

 20201101153209

 葉が黒ずんでいるっっっっ。

葉のふちだけのものではなく、完全に黒ずんでいるものが1枚。気になったので病気の可能性がないのかを調べてみました。参考にしたのは主にこのサイト

www.boujo.net

 

 

苺のかかる主な病気とその特徴、対処等

※注.葉柄:一般的に私たちが葉をつまむ柄の部分です。

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ランナー:下記画像の赤丸部分(黄色い丸はクラウン)

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炭疽(たんそ)病 

葉柄やランナー(ほふく茎)が黒くなる。葉に黒い斑が生じる。

5月下旬に発病し始める。

 

うどん粉病

下葉に赤褐色の斑点が現れ、やがて葉に白いカビを生じる。果実にも発生する。気温が20度前後の春から秋に発生しやすい。

 

萎黄(いおう)病

葉が黄緑色に変わり横から丸まって舟の形になる。気温が25度以上で発生。

 

萎凋(いちょう)病

 葉柄が紫褐色になる。葉のふちがしおれ、やがて外葉全体が変色して枯れてしまう。20~25度の低温条件で多発する。発病株は見つけ次第除去する。トマト、なすを過去に植えていた場合はその部分に株を植えることを避ける。

 

じゃのめ病

葉に中央が土色、周囲が紫褐色の目玉のような斑が発生。春に胞子を形成して空気伝染する。被害にあった部分を除去し、多湿条件を避ける。

 

灰色かび病

果実に灰色のかびが出現する。気温20度前後の多湿条件で発生しやすい。露地栽培では収穫期に雨が続くと多発する。被害にあった部分を除去する。

※写真については著作権の都合アップロードできません。今回参考としたサイト等でどのような感じかを見てみてください。

こういった苺の病気の主な発生原因としてはもともとの植えた時の株が感染していたか、前回感染した株の残さが含まれた土等で、対処方法としては基本的には発生した場合は症状が出ているところ、病気によっては株全体を取り去る必要があり、その他土壌消毒や薬剤散布などがあるようです。

 

 今回葉全体が黒くなる症状はよくわかりませんでしたが、葉以外の部分は変わった様子はないようだったので、病気ではなく、環境要因で自然に枯れてしまったのかもしれません。念のため今後に注意していきたいと思います。

 

 ちなみにそれ以外の野菜については、人参は後から蒔いた方に肥料を蒔きました。(ほとんど蒔かずパラパラとふりかけた程度)

リーフレタスは葉の長さが20cmに近いものもありました。蒔いてからわずか18日、もう収穫できるのではないかと思う感じにまでなっていました。 

20201101153133 20201101153123

しかしその成長以上に驚いたのが

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雑草!!

黒マルチ(シート)で雑草予防していたのに、なんとわずかな隙間から生えてきていました。使ったマルチシートは「フリータイプマルチ」穴をあける場所が一定間隔で設けられているマルチシートで簡単に穴をあけられるように切れ込みが入っているものなのですが。この切れ込みがわずか広がってしまったのか、そこから出ていたようでした。わずか1mm程度の隙間なのに恐るべし・・・恐るべし雑草。