苺作りの総括:苺栽培初めての方が気を付けた方が良いと思われる注意点まとめ
今回の記事は野菜栽培の備忘録です。
2021年5月15日。現在の畑の状況は
枝豆
順調です。子葉が枯れてしまって育たないと思っていたものも、本葉が出て一応大きくなりました。生育不良状態ではあるのできちんと豆をつけるところまで行くかはわかりませんが、推移を引き続き見守ります。
トマト
あまり変わっていないようです。50㎝くらいになったら、あらためて支柱を大きいものにしたいと思っています。
苺
結局2つの株で全く苺の実はならず1つの株でも2~3個しかできませんでした。それでも残りの3つはそれなりに実をつけてくれていたので全く食べられないということはありませんでしたが。
苺を去年秋から育てて来ての総括として、苺づくり(一季なり性のもの、1年に1回のみ実がなるもの)についてはやはり、時間がかかり栽培に気をつかうものだと思いました。
冬場の枯れたようになった状態から春になっての復活は本当にほっとしました。葉が黒ずみ病気かとの疑いもありましたが、何事もなく普通に収穫ができました。
しかしながら実が十分にならないものがあった。原因は正直わかりませんが、やはり花が咲かないという点で初期の肥料が多かったか、後は寒さが足りなかったのどちらかかと思うので初めて作る方は特に肥料のやり過ぎと温度に注意した方が良いと思いました。
以下ここまでの経験から、初めて苺栽培を作るときに注意した方が良いと思った点をまとめます。
(2021年5月24日時点で6.を追記しました)
1.植え方:クラウン(株の付け根にある部分を土に埋めない)ランナー(株から突き出した茎)の方向に注意する。
関連過去記事
2.水の量 冬場はロゼット状態(葉を地面にべたっとつけている省エネ状態)になっているので適量を。やり過ぎも乾燥させ過ぎもダメ。
関連過去記事
3.肥料の量:やり過ぎは株がダメになってしまったり、実がならなくなってしまう原因に。
※補足 私は今回「ようリン(肥料の一種)」を使いませんでしたが、リンは実を大きくするのに必要な栄養素なので、土づくりの時に「ようリン」を使ったり、リンの成分が多めに入った苺専用の肥料を使うとよいかもしれません。
4.冬の寒さ:花芽の形成にはある程度の寒さが必要。
参考ページ
住友化学園芸 eグリーンコミュニケーション
5.虫害、鳥害:実をつける時季には害獣ネットをかけて鳥が寄ってくるのを防ぐ。人工授粉にするならば、防虫ネットを使ってしまうのも一つの手。
関連過去記事 (タイトルは枝豆ですが苺のことも載っています)chronosdeer.hatenablog.com
6.収穫のタイミング:5月の成長は早く、雨によるカビ発生の心配もある。可能ならば収穫時季には週1回以上畑に行ければベスト
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