「飲み込めない」という言い回し
今回の記事は人の話を聞いているときに理解できていないことを相手に伝える言い回しについてです。
それは「飲み込めない」です。
これは私がオーディオブック(声優等が様々な本の文を読んで読み聞かせをしてくれるサービス。有名なものにAmazon Audibleやaudiobook.jpがある)の本を聞いていてたまたま次の言い回しを聞いたためです。
「お話がちょっと飲み込めないのですが・・・」
これにピンときました。
(そういえばこの言い回し、理解できないという意味だけど、直接「理解できない」と言うよりもずっといいかも!)
それまでは相手の話を聞いていてわからないことがあった時には「わかりにくいところがあるのですが」等のように理解できないことを直接的に言いたくないため、やや回りくどい言い回しで伝えていました。
しかしながらこの「飲み込めない」はわからないことを伝えているけれども、直接的ではなくしかしながらシンプルな短文になっています。
「飲み込む」の意味には理解する。納得する。という意味があり「こつを飲み込む。状況を飲み込む」のように使い方が書かれていました。
言われてみれば「飲み込みが早い」等「飲み込む」のこの使い方はあることは知っていたけど、今まで全然意識して使ってきませんでした。
たいしたことではないですが、今後はこの言い回しをちょっと使っていきたいと思っています。
参考までに「飲み込む」には他に次のような意味合いがあります。
1. 喉を通す。(飲食する時の使用法、最もポピュラーな使用法ではないかと思います)
2. 自然現象や大きな建物が取り囲んでしまう。(例:辺りが暗闇に飲み込まれた)
3. 出そうになった言葉等を出ないように抑える(例:言おうとして言葉を飲み込んだ)
最後まで記事を読んでいただいた方がいればありがとうございます。不定期更新。気の向くままに自分の興味をもったことをアップするだけのブログですが、気になった記事があったら見て行っていただけると幸いです。