「寒起こし」を実施してみたが・・・
今回の記事は野菜栽培の備忘録です。また、冬の時季に土の状態を改善する「寒起こし」について取り上げています。畑で野菜栽培をしていて知らない方がいらっしゃいましたら、参考としてみてはいかがでしょうか。
※今回は目次を追加してみました。備忘録は興味がないという方は「3.『寒起こし』について」をクリックして跳んでください。
目次
苺と人参の状況と「寒起こし」について
1.苺の状況
2021年1月16日。昨日も苺の水撒きや人参の収穫のために畑に行きました。苺の状況は下記の通り。
一部の株はクラウン(株元)の状態も良くない感じでした。
初めての挑戦ゆえに現在の状態が良くわからないです。冬場では普通の状態なのか、寒さや病気で弱ってしまっているのか。この状態から回復するのか等、暖かくなってからどうなるのか気がかりではあります。
2.人参の状況
人参についてはもう畑に植えていても成長しない状況だったので、全て収穫することにしました。中途半端な状態で成長が終わってしまった・・・と思いきや
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何と30㎝近くまで成長してるものがありました。順調なら多くの人参がここまで育っていたんだろうと思います。残念ですが、冬場の管理が甘かった。詳しいことが知りたい方は下記の記事も読んでください。
人参の中には完全に又根になってるものもありました。何か微妙にやらしい感じに見えてきたのは・・・私の心がやらしいからでしょうね(笑)
3.「寒起こし」について
ここからは「寒起こし」についてです。冒頭でも紹介した通りですが、これは冬場の寒さを利用して、土の状態をリフレッシュするための方法です。私は本を見て初めて知りました。これについてはネット上でも色々なページで紹介されています。「寒ざらし」とも呼ぶそうです。方法はいたって簡単。
剣先スコップで30㎝程度土を掘り返すだけ。
この時に塊は砕かずにそのままにしておくようです。
掘り返した土は寒さにさらされて凍り、これが昼間の温かさで解凍され、再び夜の寒さで凍る。これが繰り返されることで、土の状態がサラサラになりやわらかくなるそう。更に害虫を死滅させる効果もあるようです。
「いいじゃないか!」と思い立ち、ちょうどリーフレタスを育てた畝が放置されていたのでそれを掘り返してみることにしました。
しかしながらやってみるとこの30㎝が意外に深い。今日は暖かく土が凍っていなかったですがそれでも掘るのが大変です。
そして、そのために掘り返した土が大量に出て、置き場がなくなってしまいました。
隣が苺の畝になっているため隣に置くこともできず。結局畝の半分(3平米くらい?)で断念しました。
本やネット情報だけを頼りにやったので、実際はこれほど掘り返さなくても良いのかもしれません。誰か詳しい人がいたらその方に聞いてみてください。そして、実施する際は私のように土の置き場に困らないように、前もってどうするかを考えておくとスムーズにできるかもしれません。
参考書籍
「NHK趣味の園芸やさいの時間 藤田智の菜園スタートBOOK 秋冬&春準備編」
参考サイト
収穫量が変わる!「寒起こし」の正しい方法|家庭菜園| Pacoma パコマ | 暮らしの冒険Webマガジン
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