時々是パン紹介記

埼玉や都内にあるパン屋さんの珍しいパンの紹介記事を中心としたブログ

上野駅構内 「アンデルセン アトレ上野店」のパンを食す。店舗の限定パンを買ってみた。

今回の記事は上野駅構内にある「アンデルセン アトレ上野店」とそのパンの紹介です。

お店の紹介

先日友人と上野の博物館に行った帰りに立ち寄りました。写真については許可を取っていないので下記のリンク等を参考にご覧ください。広小路口の階段を上がってすぐ左手に店舗があります。

アンデルセン アトレ上野店 - Google 検索

アンデルセンは広島発祥のタカキベーカリーさんに端を発しており、2022年4月時点で関連店舗を含めて75店舗を構える老舗のパン屋のようです。

会社概要|アンデルセン

アンデルセングループのあゆみ - アンデルセングループ

このアンデルセンの上野店に上野動物園で有名なパンダにちなんだ店舗限定パンがあるということだったのでそれを含めて買いに行きました。

 

 

パンの紹介

今回買ったパンはこの3種類


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右:パンダ食パン 1/2サイズ(税抜430円)

中:デンマークソーセージロール(税抜300円)

左:パンダクリームパン(税抜200円)

 

デンマークソーセージロール


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まずはデンマークソーセージロールから。こちらは上野限定パンではなく、アンデルセンのレギュラーメニューの一つのようですが売り上げの多い商品のようだったので購入しました。半分に切ってみるとこのような感じ。


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太めのソーセージが中に1本入り表面にチーズがかかっている一品。


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食べてみると圧倒的なソーセージの存在感がありボリューム満点でした。半分に切ったうちの片方は軽くトーストしてみましたが、チーズの香りも引き立ち、パンの食感も変わり、また違う美味しさが楽しめました。

 

パンダクリームパン

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続いてパンダクリームパン。普通のクリームパンではありますが生地の真ん中にパンダの焼き印が押されています。


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中にはバニラビーンズらしきものが入ったちゃんとしたカスタードクリームが入っていました。食べてみるとクリームは甘さ控えめだけど美味しい。パン生地は歯ごたえがあり、カスタードクリームの部分を食べた時の口の中で溶けていく食感とのギャップが良いという感じでした。こちらもトーストしてみました。


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若干焦げましたが食べてみると表面がパリパリで更なる食感のギャップを感じることができました。まるでかりんとう饅頭のような感じになりました。

 

パンダ食パン1/2サイズ
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そして上野限定品のもう一つパンダ食パン。白い部分と2種の色のついた部分で見事にパンダの顔を再現しています。

(切るの失敗しましたが(笑))切ってみても千歳飴の如く顔はしっかり現れます。

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裏面は全面クラスト。(パンの耳)

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こちらは1/2サイズで大きさはおよそ10㎝角の小ぶりなパンです。

食してみると、生地が空気の層が少ない感じで密度があり、食べ応えが意外にあります。色のついた部分は薄い部分と濃い部分両方ともココア生地でその差は私には感じられませんでした。

ココア生地の味があるのでそのまま食べて甘味がありますが菓子パンのように甘すぎず丁度良かったです。


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トーストするとココアの香りが引き立って香ばしくなりました。

更に美味しくなるのではないかと試しにバターととろけるチーズを載せて焼いてみました。


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バターの方はパン生地に塩気と油分が追加され。生地の甘味と実に合います。食感に関してもバターを載せたところを中心にやわらかくなっており、その周りのトーストによりサクッとした生地との食感の対比が良かったです。

ただしチーズの方は・・・
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バター同様に塩気があり、チーズもちゃんととろけていますが期待した程の美味しさではありませんでした。これはちょっと今一つだったかもしれません。写真の見た目は悪くないんですけどね~。

勝手にアレンジしたチーズ載せパンダ食パンはちょっと残念な結果に終わりましたが、パンダ食パン普通に食べればとても美味しいです。そしていずれのパンのクオリティも良いように思いました。

皆さん上野に行かれた際はアンデルセンの上野限定パンを土産に買って帰るのも良いかもしれません。

不定期更新。本当に気の向くままに自分の興味をもったことをアップするだけの洗練されていないブログですが、良かったら他の記事も見て行っていただけると幸いです。

2021年の芥川賞作品3つ聴いて気付いたある共通点

今回の記事は2021年に出版された芥川賞3作品をAmazon Audible(オーディオブック(スマホで聴く読書))で聴いていた時に気づいたことについてです。(ネタバレもあるので知りたくないという方はご注意ください)

以前の記事でAmazon Audibleで「学びを結果に変えるアウトプット大全」(著者 樺沢紫苑)を聴いた話を取り上げました。

chronosdeer.hatenablog.com

その後もこれまで色々な作品を聴いてきたのですが、その中でメンタリストDaiGoの「超決断力」という本を聴き、決断力を上げる方法の一つに「小説を読む」というのがありました。

books.rakuten.co.jp

その中でどのような小説が良いかということについて、簡単に結論が出ないような作品であることを上げていて、更に次のように紹介されていました。

日本で言えば大きく分けて芥川賞にノミネートされているタイプの作品が当てはまるのではないでしょうか。

「超決断力ー6万人を調査してわかった 迷わない決め方の科学」

著者 メンタリストDaiGo 

特別章 さらに決断力を上げるための4つの方法 10:44~10:52

単純な私は(決断力を小説で上げられるなら安いもんだ。試しに今まで聴いたことがなかった芥川賞作品がどんなものか聴いてみるか)と同じAmazon Audibleで近年出版された芥川賞作品を聴いてみました。

 

1冊目は「ブラックボックス」 著者 砂川文次 2021年下期受賞 

books.rakuten.co.jp

自転車便のメッセンジャーである20代のサクマが主人公。前半は自転車便の仕事の様子やメッセンジャー仲間との会話が中心だが、途中から一気に刑務所へと場面が変わり、その経緯と刑務所での話が展開されていく作品。

私は読んでいて、この急激な場面変更には「えっ!なんでいつの間に刑務所に入れられているの」と、思わず聞き逃したところがなかったかとAudibleでタイムスライダーを戻してもう一回聴き直してしまっていました。

2冊目は「彼岸花が咲く島」 著者 李琴峰 2021年上期受賞

honto.jp

ある島に流れ着いた少女「ウミ」とその島に住む少女「ヨナ」がその島を統治する巫女のような存在である「ノロ」になろうとするが、そこでその島の歴史に係る驚くべき事実が明らかになるという物語。

日本語と沖縄の方言が混じったような「女語」や「ひのもとことば」といったこの作品独特の言語が登場人物の会話に使われているところが面白いと思う一方で、島の歴史に関する話は、現実世界の戦争や男女問題、外国人問題等を暗示しているようで読んでいてゾクッと感じたところがありました。

3冊目は「貝に続く場所にて」 著者 石沢麻依 2021年上期受賞

honto.jp

ドイツで暮らす主人公のもとに、東日本大震災津波で行方不明になった友人の「野宮」の幽霊が現れるところから展開していく話。

この作品は会話が殆どなく描写を表す記述ばかりで、一通りは聴きましたが私にはなかなか頭に入ってこない作品でした。AudibleやAmazonでの書籍としての評価も理解が難しいというものが多いようでした。

これらを聴いてきたわけですが、ふとある時この3作品の思わぬ共通点に気づきました。

「こんな状況」というのは言うまでもなくコロナのことで、緊急事態宣言なんかの時はすべての業務がストップしたからさすがに焦った。

ブラックボックス」 著者 砂川文次 朗読 向山太規 1:08:30~1:08:41

 

店は左右に狭く奥に長かった、いくつかのテーブル席とカウンター席があるがどれもこれもに感染防止のためのアクリル板があって一層の圧迫感があった。

ブラックボックス」 著者 砂川文次 朗読 向山太規 1:59:34~1:59:48

 

ある年、日本で流行り病がはびこりだしてたくさんの人の命を奪った。10人に1人は死んだがね。

彼岸花が咲く島」 著者 李琴峰 朗読 岩崎愛 3(第3章) 1:38:35~1:38:47

 

駆けるながらマスクをかける仕草も滑らかに、扉の奥に吸い込まれていく。

「貝に続く場所にて」 著者 石沢麻依 朗読 ささきのぞみ 3:38~3:45

もうお分かりかと思いますが、今もなお収まっていない新型コロナウイルス感染症に絡むもしくはそれを暗示させるかのような描写です。「ブラックボックス」「貝に続く場所にて」は明確にコロナ蔓延後の世界であることが文の中で示されています。

彼岸花が咲く島」に関してはコロナと明確に記述しているわけではなく、またその死者数等明らかに実際のコロナとは違うものですが、この記述の発想の大本は恐らくコロナがではないかと個人的には思います。

2021年の芥川賞作品が皆コロナの影響を受けたと言えるでしょう。コロナは現代世界のあらゆるところに影響し、変化を与え、今もなお影響を与え続けていますが、文学も例外ではなかったのかもしれません。

余談ですが、つい先月今年の上期の芥川賞作品が発表され、高瀬隼子さんの「おいしいごはんが食べられますように」なったようです。

honto.jp

タイトルから察してさすがにこの作品にコロナに係る記述があるようには思えませんが、機会があれば読んでみたいと思いました。

Amazon Audibleからの引用のためページ数ではなくAmazon Audible内のタイムスライダーの時間の記載としています。

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激安パン屋 ブーランジェベーグのパン紹介 #23 名は体を表す 肉厚ハムカツサンド

100円パンの店ブーランジェベーグのパン紹介。今回紹介するものは


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肉厚ハムカツサンド(2022年7月末時点 税抜150円)

言わずと知れたハムカツサンドもブーランジェベーグでは売られていました。立ててみるとこのような感じ。


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実にボリューム満点。しかも金額はなんと税抜150円!大手コンビニのハムカツサンドでも200円以上はするのにこの金額は本当に安い。以前下記の記事も書きましたが、ここでもこのボリュームで160円で買えることの驚きを最後に述べていました。

 

chronosdeer.hatenablog.com

ブーランジェベーグのサンドイッチはかなりコスパが素晴らしい商品が多いと言えるでしょう。

半分に切って一口。


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味は正直普通のハムカツサンド。でもソースの味が絡んでいて美味しい。原材料表記を見るとソースには中濃ソースやデミグラスソース、ケチャップが使われているようです。

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何より噛み応えのあるこのハムカツはコンビニのハムカツサンドでは味わえないでしょう。キャベツもシャキシャキしていてカツに合います。

一つあれば大満足の一品です。見つけたら手に取ってみてはいかがでしょうか。

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「塩パン屋パン・メゾン」銀座店のパンをコンプリートしました。こんなパンがありました。

今回の記事は銀座にあるパン屋さん「塩パン屋 パン・メゾン」とそのパンの紹介です。

このお店は以前格安パン屋 ブーランジェベーグの記事の中で塩パンを紹介した際に、塩パンの元祖のお店としてあわせて紹介したお店です。

その時の記事はこちら↓

chronosdeer.hatenablog.com

 

恥ずかしながら、これまでパンの紹介記事については、掲載許可を貰うことなく勝手に載せていた経緯があります。

そのため改めて今回店員の方にブログにアップしてよいか聞いてみました。するとなんと笑顔で「紹介していただきありがとうございます」と言われました。

心の中で(ありがたーーーーー!)と叫んでしまいそうになりました。

こんな見ず知らずの男性客の依頼にも関わらず笑顔で受入れてくれた店員さんの温かさに感謝です。

というわけで今回改めて前回とは違い、「塩パン屋 パン・メゾン」単体で記事を書きます。

お店の紹介

このお店は塩パン発祥のお店。愛媛県の「パン・メゾン」の姉妹店だそうで、東京は墨田区とこの銀座に店を構えているようです。

parismag.jp

銀座のお店は銀座駅銀座一丁目駅からはやや離れたこの通りにあります。


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目印は角にあるナチュラルローソンです。看板等はなく通りの正面からは一見するとわかりませんが、歩いていくとすぐ左手の建物の一階に店があります。


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中はこじんまりとした感じでレジ台とショーケースがあり。その奥にパン工房を見ることができます。(店内の写真撮影まではさすがに恐れ多くてできませんでした)

パンの紹介


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今回買ってきたパンはえび塩パン、ハムチーズ、あんバターの3種類です。


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一つあたりの値段が100円~200円程でした。実にお財布に優しい値段。更に袋は無料!物価高やウクライナ問題で小麦の値段も上がってしまってパン屋さんは大変なのに、こうやって頑張っているお店もあり頭が下がります。

 

えび塩パン
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まずはえび塩パンから。最近買ったパンナイフで切ってみました。


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中はものの見事にきれいなピンク色。生地のところどころにある濃いピンクがえびなのでしょうか。まずは一口。


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えびの味が口の中に広がります。もちもちとした生地は普通の塩パンに負けず劣らずでした。しかし塩パンなのに味はそこまで塩っぱく感じられませんでした。表面に塩がかかっている様子も見られなかった。恐らくえびの味わいを感じてもらうためにあえてしょっぱさを抑えているのではないかと推測します。

ハムチーズ

2つ目はハムチーズ。

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中を開いてみると片側にマーガリンらしきものが塗ってあり、もう片側にハムととろけるチーズがのったものになっています。

こちらもナイフで切ってみました。


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一口食べるとチーズの塩気とハムの濃い味が実に良い。普段は酒を飲まないのですが、これはビールに合うと思ったのでビールを用意しました。


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あんバター

3つ目はあんバター。「塩パン屋 パン・メゾン」のホームページでは王道プレミアムスイーツパンと書かれていました。

shiopan-maison.com

中を開いてみるとこのような感じ。


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あんの上にトロっとしたバターが鎮座しています。切ってみたらこのような感じ。


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あんの量の方が若干多そう。

一口食べると、あんの甘味とバターの若干の塩気、そしてオイリーさが見事にマッチです。以前紹介したブーランジェベーグのパンにもありましたが、和のあんと洋のクリームやバターの組み合わせが美味しくないはずはないです。期待通りの美味しさです。

ちなみにその時の記事はこちら↓

chronosdeer.hatenablog.com

 

そしてえび塩パンとハムチーズは半分に切った一方をトーストしてみました。


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えび塩パンはトースターから取り出すと一気にえびの香りが広がってきました。表面も油がたっぷりと染み出るほどです。一口食べてみると。


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表面の食感がサクサクへと変化、でも中はモチモチ感も残っていました。焼きたてはきっとこんな感じなのだと思います。家に持って帰ってからトースターで温めなおすと良いのはどこの店のパンでも同じですね。


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ハムチーズも食感は外サクサクに。チーズがよりとろけます。この塩気にもうビールが合わないはずがない。一口食べてビールを飲む。うまい!


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そしてあんバター。こちらはバターが溶けてあまり味の変化が感じられないのではないかという懸念があったのでトーストせずに、残っていたもう片方を最後のしめに美味しく平らげました。ごちそうさまでした。

 

2022年12月に再度パン・メゾンを訪問。今回もまた3品を購入しましたのでご紹介いたします。

トリュフ塩パン

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1品目トリュフ塩パン(税込170円)

トリュフ塩を真ん中に乗せた塩パンでした。

 

中身はこの店の普通の塩パンと同じでモチモチしていて餅のように伸びる生地。そしてそこにも少しトリュフ塩がありました。

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しっかりと味わってみたのですが、トリュフを殆ど食べたことがない私にとっては、ただ強めの塩気を感じただけで残念ながらその味があまりわかりませんでした。(情けない)しかしながらわかる人にはわかるのかもしれません。

 

和風明太塩パン

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2品目和風明太塩パン(税込220円)

生地に切れ目が入って見た目から明太子の形のパンです。ピリ辛の明太子ペーストがまぶされた一品でトロっと食感がたまりませんでした。

 

アップルパイ塩パン(期間限定)

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最後はアップルパイ塩パン(税込220円)

季節の限定品のようで、買った後袋の外までシナモンの香りが漂ってきました。シナモンシュガーのアイシングがパンの表面にかかっており、中にはダイスカットされたりんごがギッシリ。

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一口食べるとカリカリしたシナモン、バターがふんだんに使われたもちもちしたジューシーな生地、甘酸っぱいシャキシャキのカットリンゴが続け様に現れてそれらがあいまって思わず微笑む美味しさでした。

 

2023年2月にパン・メゾン訪問4回目。今回買った商品はこちらです。

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写真左がハムたまご、右上はミルクフランス、右下はフレンチトースト(価格はいずれも2023年2月時点で税込170円)

 

ミルクフランス

白いミルククリームと黄色いカスタードクリームを詰め込んだ一品。切ってみるとこのような感じでした。

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生地は確かに塩パンですがそこまでしょっぱくない。(スイーツパンだから抑えているのでしょうか?)2つのクリームは甘すぎずに丁度良かったです。

 

フレンチトースト

塩パン本体に卵を塗って焼いたと思われる一品。バターをたっぷりと使っているようです。中身は入っていないですがこちらもパン自体が横に割れています。半分に切って片方をそのまま食べてもっちり感を味わいもう片方をトーストして食べました。

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トーストするとサクサクのクロワッサン生地のようになり割れ目の中は柔らかでオイリー。食感の対比が本当に心地良かったです。先に紹介したミルクフランス同様に甘すぎることもありませんでした。

ハムたまご

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ハムとたまごサラダを入れた一品。たまごサラダにはパセリがちょっとかかっていました。パンの生地に塩が効いていてハム、やわらかいたまごサラダとの相性は抜群。こちらも半分に切ったうちの一方はトーストしました。パリパリ食感最高でした。

 

↓トーストしたハムたまごとフレンチトースト

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2023年3月 パン・メゾン銀座店の5度目の訪問。

買った商品はこちら

やきいも塩パン

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税込170円で他のアレンジ塩パンとほぼ同じ価格でした。表面には黒ゴマ、中を切ってみると皮つきのさつま芋が入っていました。食べてみるとこれは正にスイートポテトのよう。塩パンのため若干の塩気が絶妙に合う感じでした。

塩パンラスク

税込220円。普通のラスクと見た目特に変わりありません。砂糖が表面にかかっています。しかしながら実際に食べると塩パン生地だからなのでしょうか、思っていた以上に甘さ控えめでくどくない。サクサクとついつい手が出てあっという間になくなってしまいそうでした。賞味期限はほぼ1ヶ月のようで、誰かにあげるのも良いかと思います。

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塩パン屋のミニ食パン

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名前の通り普通の食パンより小ぶりなのですが価格は税込220円とお安い。塩気はありませんが、生地が塩パンと同じ生地を使っており、モチモチとした食感が食パンでも楽しめるものになります。トーストもできますができればそのままで食べる方が良いように思います。

これでお店で販売されている全商品コンプリートしました。しかしながら本所吾妻橋の本店は訪れていないので機会があれば訪れて銀座店とは違うメニューがあるのか見てみたいですね。

以上パン・メゾンのパン紹介でした。

余談

ハムチーズのところで紹介したビールはなんと化粧品、サプリで有名なDHCが作っているビールです。


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先日6缶セットというものを手に入れたためそのうちの一本を飲みました。私はお酒の味にはとんと疎いのでこちらは味を語ることはしませんが、富士山の伏流水を使っているらしいです。興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。

DHCビール|富士山の伏流水100%使用!プレミアムな本格クラフトビール

 

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格安パン屋 ブーランジェベーグのパン紹介 #22 濃厚チーズ カマンベールダッチ


格安パンの店ブーランジェベーグのパン紹介。今回紹介するものは


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カマンベールダッチ(税抜100円)→(税抜120円)2022年12月確認

その名の通り中にカマンベールチーズクリームの入ったパンです。表面に特徴的なひび割れ模様のシンプルなパン。中を割ってみると次のような感じ。


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カマンベールチーズクリームが中にしっかりと詰まっています。食してみると圧倒的な弾力。モチモチとしています。パンをちぎるのも抵抗があるくらいです。中のカマンベールチーズは塩気が適度で濃厚そのものです。ちなみに甘みはないのでスイーツパンではありません。

そしてこちらを軽くトースターで温めると、ガラッと食感が変わります。ザクザクとした生地に変化。生地は厚くないので丁度皮がパリパリしたシュークリームのような感じで食べられます。中のカマンベールも温まってトロっとした感じでとても美味しいです。

ちなみにダッチという名前が気になって調べてみたのですが、こちらのパンは正式名称は「ダッチブレッド」、もしくは「タイガーブレッド」と呼ばれオランダ発祥のパンということでした。

そして驚いたのがパンに米粉上新粉)が使われており、それが特徴的なひび割れ模様を形作っているということでした。

ダッチブレッドの【ダッチ】ってどんな意味?/ダッチブレッドのひび割れのコツや疑問・発祥などを紹介。 - パン屋の【秘密工場】

 

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激安パン屋 ブーランジェベーグのパン紹介#21 オーソドックス 玉子・ハム・ポテトサンド

100円パンの店ブーランジェベーグのパン紹介。今回紹介するものは


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玉子・ハム・ポテトサンド 税抜100円

至って普通、オーソドックスなサンドイッチ3種です。

 

まずポテサラの入ったサンドから実食。

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ポテサラはポテトが潰れていない塊のゴロッとしたものでそれとカットされた人参が入ってマヨネーズがかかっているようなものでした。レタスはシャキシャキしていてしなびていませんでした。

 

続けて玉子サンド。

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玉子は至って程よい味。そして特徴的なのがきゅうり。サンドイッチのきゅうりというと薄切りと思ってしまうかもしれませんが、こちらはしっかりとした厚切りで、薄切りでは味わえないちゃんとした歯応えが楽しめます。

そして最後がハムサンドです。

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程よく塩気があって美味しいハム(実際はショルダーベーコン)とレタスの組み合わせが良かったです。

ただ、大きさはあまり大きくはなくありきたりなサンドイッチなので珍しくはないかなという感じで、値段は妥当かなという感じもしました。

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格安パン屋 ブーランジェベーグのパン紹介#20 カフェオーレ

2022年11月更新

以前この下記にて紹介したカフェオーレ。価格改定後に120円になりましたが見た目までリニューアルしたものが売られていました。その様子が以下の通り。


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何と見た目がマリトッツォのように変化。クリームが目に見える形になっています。一部には粉糖とクッキー生地らしきものがかかっています。更に間の部分を開いてみると。


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中にはたっぷりのコーヒー餡が入っています。

食べてみると生地も若干変化しており、恐らくココアを練りこんだ生地になっています。餡のほろ苦さの入った甘さ+クリームの優しい甘さのマッチングは変わりません。

コーヒー豆がなくなってしまい、アクセントはなくなってしまいましたが、よりスイーツパンに近くなった感じがします。

前の記事では「珈琲あんぱん」は他のメーカーも作っていると書いていましたが、差別化するためにあえてリニューアルしたのでしょうか。こういうこともあるんですね。見つけたら食べてみるのも良いでしょう。

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過去の記事は以下の通り。

 

格安パンの店ブーランジェベーグのパン紹介。今回紹介するものは


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カフェオーレ 税抜100円(2022年6月時点)

カフェオーレと謳っていますが、実質はアンパンです。ゴマや桜の塩漬けの代わりに真ん中に埋まっているのはコーヒー豆が一粒。中はコーヒーを使ったコーヒー餡が入っています。割ってみるとこのような感じ。


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一口食べてみると甘い生クリームと苦みの効いたコーヒー餡がベストマッチです。全体としては生クリームの甘味が勝るスイーツパンといったところです。

そして真ん中に埋まったコーヒー豆を食べてみると

ガリっ!」と音がしました。

想像していたよりも硬く、丁度食品として売られているカボチャの種、あれと全く同じような食感です。食べるとさすがにコーヒー豆、苦みが口の中に広がります。しかしこれが甘いこのパンに非常に良いアクセントになっています。

このようなパンが他にあるか調べてみたところ、なんと「珈琲あんぱん」として横浜のエスプランというお店が元祖で、フジパン第一パン等大手パンメーカーなどもこぞって出している製品のようです。

hamarepo.com

ブーランジェベーグのオリジナルではなかった・・・というかよく見れば真ん中のコーヒー豆が元祖のエスプランと丸々同じじゃん・・・・まあ100種類のパンを扱っているから同じタイプのパンもありますよね。

ただ100円でこの美味しいスイーツパンが食べられるのは魅力でしょう。機会があれば手に取って味わってみるのも良いかもしれません。