苺の葉と芽の除去
今回の記事は野菜栽培の備忘録です。苺の「芽かき」(芽を取ること)について参考となる情報を載せています。
2021年4月18日
先日行ったときに気になっていた苺の状況に関して、「芽かき」とか不要な葉の除去を行えば少しは変わらないかと考え、急遽畑へ来て実際に行いました。
葉の様子をあらためて見ると、葉に斑点があるものが。
(これは病気か・・・!!)
調べてみると「じゃのめ病」の斑点のような感じがしたため、直ぐに除去しました。
苺の病気についてはこちらの記事でも載せています。
他の黒ずみのある葉や、乾燥して固い葉、株元(地面近く)の古い葉、そして小さな芽をある程度除去しだいぶきれいになりました。
除去前
除去後
そしてきれいにしたことで、なんと苺の実となる花托(かたく)の部分がふくらんだものが、実際は下の方になっている株があることがわかりました。
病気にかかっていないか、これから他の葉に影響が出ないかが特に気がかりですが、とりあえずやることはやって後はまた順調に成長してくれることを祈るのみです。
ちなみに「芽かき」についてですが、最初私は芽がどれかすらわかりませんでした。そこで調べていくうちに参考になったものがこちら
以前冬場に苺の葉が枯れる原因を調べた時にもお世話になりました。苺農園のコンサルティング等を行う会社の代表である宮崎さんのYouTube動画です。
この動画で芽がこれだということがわかりました。
小さな芽をとることで苺の収穫量は少し減る分、一個当たりの大きさが大きくなり、味が良くなりやすいようです。
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ラディッシュ収穫と調理
今回の記事は野菜栽培と収穫したラディッシュで作ったレシピの備忘録です。
2021年4月16日。平日で仕事がある日でしたが週末の天気が悪そうなのでラディッシュを早めに収穫しようと畑へ来ました。
ラディッシュは撒いてからほぼ1か月が経過しました。前回はまだ不十分な様子でしたが、今回は成長してるか?
その結果は
見事に成長していました。土の外に見えている部分が3㎝近くになっているものもあります。ただもう少し育つような気がしたので、今回の収穫は半分だけとしました。
成長のし過ぎで根が割れてしまう可能性はありますが、更に様子を見てみたいと思います。
ちなみに以前実験と称して区画の半分に化成肥料を撒かずに育ててみた結果ですが、今回に限ってはなぜかほとんど差がないような感じでした。
肥料を撒いた側
肥料を撒いていない側
このことからラディッシュ程度であれば、土がしっかりとしていれば肥料を使わずとも育てることは可能と言えるのかもしれません。
一方で隣で育てている苺なのですが、葉は十分成長しているのになぜか花が殆ど見られません。
もう春も大分半ばに差し掛かりますが、このまま咲かないで終わってしまわないかという不安が頭をよぎります。それでももう1週間は待ってみたいと思います。
収穫したラディッシュは自己流レシピで葉も実も美味しくいただきました。
葉はマヨネーズ大さじ1程度を油代わりに使って魚肉ソーセージと一緒に炒めて、胡椒をかけて炒め物にしました。
一方で本体の方はピクルス液を作って漬け込みました。
液のレシピはこのサイトのものを参考にしています。(黒粒こしょうは使用せず)
ピクルスはそのままよりも薄く切って漬ける方が味が染みてお薦めです。
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武甲山トレイルラン(横瀬→浦山口 1wayルートについて)その2
今回の記事は前回に引き続き武甲山に初めて登る登山者やトレイルランナー向けの情報です。
*2021年4月時点の情報です。状況は変化する可能性がありますので、今後実際に登山される方は道や天候等登山に関する最新の情報をご確認ください。
前回の記事はこちら
今回は頂上を目指すルート(武甲山表参道)の特色や注意点、見どころをポイントと称してご紹介します。
- ポイント5 麓のカフェ、裏庭にヤギ
- ポイント6 道標は「~丁目」
- ポイント7 クマの目撃情報の表示
- ポイント8 丸太の橋
- ポイント9 不動の滝と 祠
- ポイント10 大杉の広場
- ポイント11 石だらけの道
- ポイント12 御嶽神社のある広場
ポイント5 麓のカフェ、裏庭にヤギ
駐車場から少し行くと右手にカフェが見えてきます。
裏手に庭があったので覗いてみると
なんとヤギが2頭いました。後で調べてみたところこのカフェの飼いヤギのようでした。詳細についてはこちら
LOGMOGカフェという名前でスローライフを目指したオーナーが営むカフェのようです。
ポイント6 道標は「~丁目」
少し進み、目についたのは標石です。
「四丁目」と書かれています。通常山というと「~合目」という形で頂上までの位置を表すのが一般的かと思いますが、ここ武甲山では「~丁目」のようです。
ポイント7 クマの目撃情報の表示
更に行くと八丁目付近の標識にこんな表示が
なんと3年前のクマの目撃情報でした。
(クマ鈴を持ってきていないな・・・。ラジオはあるし、まあ大丈夫か・・・!?)
いつも低山のトレイルランニングが多いのでクマ鈴を忘れていました。今回は幸いにして会うことはありませんでしたが、やはりこういう高い山に入る際は持参するべきでした。
ポイント8 丸太の橋
途中丸太の橋が現れました。
一応人が通れるように足場や手すりがあります。しかしながら隙間があります。最初橋の上で写真を撮ろうかとも思ったのですが、スマホが隙間から落下する可能性があったためやめました。スマホや財布を落とさないように気を付ける必要がある場所です。
ポイント9 不動の滝と 祠
麓から約2.5km程。左手に不動の滝に到着。
更にそのすぐ脇には
賽銭箱もあったので10円程入れて先に進みました。
ポイント10 大杉の広場
少し広くなっているところに出ました。大杉の広場です。
下から見上げると雄大な大杉の様子に思わずため息がこぼれました。
このあたりでだいたい標高1000m、心なしか涼しくなっているような気がしました。
ポイント11 石だらけの道
標高1000mを超えて石だらけになる道が現れます。
進めば
進むほど
足場が悪くなりました。注意して進みどうにか超えました。
ポイント12 御嶽神社のある広場
五十丁目を超えて少し行くと御嶽神社のある広場に到着しました。
しかしながらここは山頂ではありませんでした。
神社の建物の裏に山頂への道がありましたのでそこを進みました。
そして・・・。と、今回はここまで。読みやすさを考えて山頂と山下りについては次回に書くことにします。散々引っ張って申し訳ございません。
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武甲山トレイルラン(横瀬→浦山口 1wayルートについて)その1
今回の記事は主に埼玉県の武甲山の登山についての記事です。初めて武甲山に登るという登山者やトレイルランナーの参考情報となれば幸いです。
*2021年4月時点の情報です。状況は変化する可能性がありますので、今後実際に武甲山を登られる方は道や天候等登山に関する最新の情報をご確認ください。
埼玉県の武甲山は秩父(正確には横瀬との境)にある日本二百名山の一つです。
詳細はwikipedia等で調べてみてください。
2021年4月11日。直近にあるトレイルランニングの大会の足慣らし、そして一度行きたいと思っていた武甲山に行くために「横瀬駅」へ。
ここから、武甲山の頂上を目指し、更に秩父の方へ下り秩父鉄道「浦山口駅」をゴールにして走りました。
以下この「横瀬駅」→「浦山口駅」ルートの特色や注意点、見どころなどをポイントと称してご紹介していきます。
ポイント1.麓まで行くのが長い
まず武甲山の麓にある「一の鳥居」を目指して車道の脇を走っていきました。途中には鉱業会社のプラント(建物)が立ち並び、その中を抜けていきました。
しかしながら横瀬駅から麓までの距離は約6km。しかも平坦な道ではなく上り坂のため走って行っても50~60分くらいかかりました。googlemapでは徒歩の所要時間が約90分でした。
ポイント2.路駐渋滞の列の正体は
「一の鳥居」に行く途中で路上駐車されている車の長い列を見かけました。人は乗っていませんがまるで渋滞のようです。
「一の鳥居」についてその原因がわかりました。「一の鳥居」の駐車場が車で埋め尽くされていたのです。駐車場に入れなかった車の路駐の列のようでした。
1.の通り武甲山は麓まで距離があるので車で麓まで来てから登山という方が多いのでしょう。
早くいかないと駐車場はすぐに満車になりそうです。歩きたくないし、路駐もしたくないという方はタクシーを使うのも手かもしれません。
ポイント3.山頂のトイレは5月頃まで使えない
駐車場で少し休んでいると、あたりに登山道の地図が書かれた看板がありました。
その脇に別の看板があったのですがよく見てみると・・・
なんと5月頃までは山頂のトイレが使えないとのこと。愛用している山地図「山と高原地図」には武甲山の山頂トイレは冬場は使用不可とあったので、今はもう春だし使えるだろうと思っていましたが、そうではありませんでした。初めて登る方は注意が必要です。
ちなみに私はこのトレイルランを終えて後で写真を見てから気付いたのですが、「橋立コース 崩落の危険性あり 浦山口には下山できません」という張り紙もありました。
私は浦山口駅までたどり着いていますので、通行止めにはなっていませんでした。ただし浦山口までの道は片側が急な崖になっているところがあることは確か。気を付けないと滑落の危険があるところではあります。このルートを進む方は慎重に下らないといけないです。
ポイント4.登山届の投函ポストがある
看板の近くには登山届の投函ポストがありましたので書いてちゃんと投函しました。
登山届は万が一の時に身を守ってくれるものです。特に一人での登山の時は確実に出しておくのが賢明かと思います。
ここからいよいよ武甲山の山登り開始です。ここから先はまだ長くなるので次の記事に続きます。
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枝豆栽培の種(大豆)蒔き
今回の記事は野菜栽培の備忘録です。特に枝豆栽培を種(大豆)を蒔く時の情報を載せていますので、気になった方は参考にしてください。
2021年4月10日。本格的な枝豆栽培のスタートです。先週作った畝に枝豆の種を蒔きました。使った枝豆はアタリヤ農園の早生大粒。
25㎝間隔でくぼみを作りそこに種を3粒蒔きました。更に30㎝間をとってもう一列同様に蒔きました。(くぼみは直径5㎝程度)
その上から軽く土をかけ上から手で軽くたたくような感じでならしました。
土をかける時に気になったのが土の量。厚く土をかけてしまうと日光が当たらなくなり、野菜によっては発芽しにくくなります。
ネットで調べてみると、あるページでは嫌光性(発芽にとって光を嫌う性質)とあったので多めにかけました。あらためて考えてみると大豆からも「もやし」ができるので光は枝豆の発芽には必要なさそうですね。
そしてまたまた登場の不織布です。そのままにしておくと鳥に食べられる危険があるのでこれでしっかり畝全体を覆います。
種を蒔いたらたっぷり水をやると本に書いてありました。水分を保つためにも役立つ本当に万能かつ安価な農業用アイテムです。下記の不織布の有用性についての過去記事も読んでみてください。
今日は更にトマト作りの為の準備も開始しました。こちらも毎度おなじみの苦土石灰撒きからスタート。150g/m2の量で撒き土を耕しました。
そしてこれまで育てているラディッシュの様子はこちら。
ラディッシュは赤い根の部分が地面の上から出ているものもありましたが、多くはもう少し成長しそうな感じでした。あまり育ち過ぎると根が割れてしまうようなので、そこそこ大きいものだけ収穫し、それ以外はそのままにしておくことにしました。
更に苺の様子です。
苺は葉が青々としており見た目は順調な成長をしているのですが、端の株にしか花が咲いていませんでした。一応花托(かたく)のみで苺の形をしたものもありましたが、暖かくなってきているので早く咲いてくれることを引き続き願っています。
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枝豆が肥料が少なくて済む理由
今回の記事は野菜栽培の備忘録です。
2021年4月3日。
今日は枝豆栽培のための土作り第2段。いつもの「アイリスオーヤマ ペレット牛ふん堆肥」一袋弱と「8-8-8化成肥料」を50g/m2撒いて、幅60cm高さ10cmで畝を立てました。
枝豆は化成肥料を多くあげる必要が無いです。今回の50g/m2も人参や小松菜等で与えてきた半分の量です。
調べてみるとマメ科の野菜の多くは根粒菌が根っこに住み着いており、それが植物に窒素を供給してくれるからのようです。
肥料を与え過ぎてしまうと「つるぼけ」(つるばかりが伸びすぎてしまい実がつかなくなる)になってしまうようです。
そして栽培中の他の野菜は以下の通りです。
ラディッシュの種まきから20日、前回は本葉が出ていませんでしたが…。
今は本葉が出ているのはもちろんのこと1枚だけでなく既に2~3枚出ているものが多数あり、想定を上回る成長ぶりでした。早速5㎝間隔で間引きました。
地面の上から赤く色づいている本体が出ている株もありました
ラディッシュは暖かい時季ならば1か月程度で収穫ができるようで、来週には更なる成長が見られるかもしれません。(さすがにラディッシュの和名「二十日大根」の通り20日で採れることはないようですが、他の野菜と比較しても成長が本当に早いと思います)
苺。こちらも順調な成長ぶり。
苺の食用部である花托(かたく)が見られる株もありました。(写真の中央やや右の緑の丸い部分)私たちが実だと思って食べている部分は実は花托の部分です。花托はおしべやめしべや花びらがつく部分です。しかしながらこれには花びらはついていませんでした。他の株は花托すら見当たりません。これから先、花が咲いてくれることを願います。
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苺は強し、冬場に枯れそうになってもあきらめるな‼
今回の記事は家庭菜園初心者の方で苺を栽培しようとしている方への情報を含む備忘録です。
結論から言います。秋に苺の苗を植えて冬場に苺の葉が変色して枯れかかってきても、春に必ず復活します。ダメかなと思っても根気よく適度な水を与えて乾燥させ過ぎないでください。
2021年3月27日。先週は土曜日が私用、日曜日が悪天候で畑へ行けず、前回から2週間空いての今日。苺とラディッシュはどうなっているのか。まずは苺から
なんと急成長、新しい葉が猛烈な勢いで出始めた感じです。しかも中には
なんと花が咲いているものもありました。
これから花がたくさん咲いてくれることを祈って今日も水をあげました。状態の良くなさそうな葉がまだあったのでそれを少しハサミで取り除くこともしました。
それにしても、あの枯れかかっていたひどい状態からここまで復活するとは、自然の力、苺の生命力を感じました。
枯れかかっていた時↓
冒頭にも書きましたが、乾燥させ過ぎないように、しかしながら寝ている状態のため水のやり過ぎもダメで、適度な水やりで苺の成長点(クラウン)を枯らさないようにしていれば復活できることが今回証明されました。一時は本当にダメだと思っていました。
まだ苺が実ったわけではありませんが、ひとまず一つの山は越えた感じです。苺栽培を初めてやろうという方はこのような状態になってもあきらめないでくださいと言いたいです。(あきらめる人はいないか(笑))
冬場の乾燥についての過去の記事はこちら↓
一方でラディッシュはどうなっていたかというと
やはりきちんと発芽していました。同じアブラナ科の野菜だからでしょうか、見た目は小松菜の芽とあまり変わりません。
小松菜の芽↓
まだ双葉の状態ですが、これから本葉が出て来てから間引きしていく予定です。発芽が終わったので、不織布のべた掛けをやめてネットを使ったトンネル掛けで虫を防ぐことにしました。
そして今日は、次に栽培を予定している枝豆を育てる土づくりのために、苺の隣の土地も耕し、苦土石灰も撒きました。
※苦土石灰:土の性質を改善するために耕す時に土に肥料とともに混ぜ込む石灰の一種、苦土はマグネシウムのことマグネシウムとカルシウムを含む。
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